急に寒くなって、朝夕と日中との気温差があり、調節が難しいですね。子どもは大人より一枚少なめの衣類でいいと言われています。寒暖差のある日は、重ね着が望ましいと思います。日中はまだ少し暑い日もありますので、肌着(半袖、長袖）で調整したり、朝夕寒くなる時もあるので羽織るものを準備しておくなど、脱ぎ着がしやすい服装がいいですね。

1歳を過ぎて体力がついてきたことがあるかもしれません。お昼寝の時間を今までより少し短くしたり、日中体を動かして遊んだりするのもいいと思います。お部屋を暗くして、家族みんなで寝るのもいいかもしれませんね。

手掴みのいい面は、自分の口に入る量を知れたり、食べ物の感触、熱さ冷たさを知れたりすることだと思います。スプーンを持っても最初は口に運ぶのが難しいので、お母さんが一緒にスプーンを持って、お手伝いしてください。

家にいるとお母さんとお子さん、二人でいることが多いので、おっぱいを欲しがることが多くなりがちです。意識をそらせるためにお散歩をしたり、つどいの広場を利用したりしながら、子どもさんと無理なく進めていけるといいですね。

　汗をかく時期は水分を摂らないと心配ですよね。水分を摂らないからといってジュースをあげてしまうと、水やお茶を飲まなくなってしまうので、ご飯のときにスープ類をあげてみてはどうでしょうか。水分を摂らない時は、ストローじゃなくても、スプーンやコップで試してみるのもいいと思います。

　今、少しずつ高いところに登れるようになって、嬉しかったり楽しかったりするのでしょうね。試したいという気持ちは受け止めつつ、登ると危ないことは声かけしながら下ろしてあげましょう。机をトントン叩いて音をたて「ドンしたら痛いよ。」などと声かけしてみるのもいいと思います。

　自我が芽生えるのはいいことです。自分の思い、こうしたい、こうしてほしいなど言えるようになったことは大きな成長だと思います。言えるようになったら次のステップは友達の気持ちに気づくことだと思います。上手に貸せたときは笑顔で褒めて、貸せなくても怒らずに、貸したくない気持ちをお友だちに代弁してあげてください。